建設残土処理のリーフレットを作成 日本建設業連合会
更新日:2025/4/11
日本建設業連合会(宮本洋一会長)は、建設発生土の活用や汚染土壌の処理について解説したリーフレット「建設工事における土の取り扱い」を作成した。工事を進行する上で必要な盛土規制法や廃棄物処理法など、法律上の手続きをイラストやQ&Aで分かりやすく解説されている。

リーフレットの作成は、主にそ同連合会の建設副産物部会が担当。2021年に静岡県熱海市で発生した土石流災害を受け、建設発生土に関する規制強化を実施したことから、各建設工事の場面で必要な法令の手続きをまとめている。

対象としている法律は、以下の通り。
・盛土規制法
・土壌汚染対策法
・資源有効利用促進法
・大気汚染防止法
・廃棄物処理法
資源有効利用促進法に関しては、一定以上の資源搬入と副産物搬出を伴う工事に作成・掲示を義務付けた「再生資源利用計画書」と「再生資源利用促進計画書」の参考様式も合わせてまとめられている。
この記事を書いた人

クラフトバンク総研 編集長 佐藤 和彦
大学在学時よりフリーライターとして活動し、経済誌や建設・不動産の専門新聞社などに勤務。ゼネコンや一級建築士事務所、商社、建設ベンチャー、スタートアップ、不動産テックなど、累計1700社以上の取材経験を持つ。
2022年よりクラフトバンクに参画し、クラフトバンク総研の編集長に就任。企画立案や取材執筆、編集などを担当。現在は全国の建設会社の取材記事を担当。