國藤会長が続投 高知県建設業協会
更新日:2025/4/25
高知県建設業協会は6月7日、高知市内で定時総会を開いた。任期満了に伴う役員改選で、國藤浩史会長(須工ときわ)が再選を果たし、新たな副会長として佐古田光昭氏(長重建設)が就くことになった。

國藤会長は、会員らに対し日頃の協会活動への協力に感謝を述べるとともに「地域建設業が地域の守り手としての使命を果たすために、安定的な事業量確保や働き方改革などの課題を克服する必要がある」と呼び掛けた。更に県内の人口減少が急速に進む現状を受け、「建設業は県経済にとって重要な位置付けとなる。若者に選んで貰える産業になるよう、処遇改善などを推進していきたい」と力を込めた。
総会では、23年度の事業・収支決算の報告や、防災・減災を主柱とした地域貢献活動、デジタル化などによる生産性向上24年度の事業計画・収支予算が承認された。

総会後には全国建設業協会会長表彰や高知県建設業協会会長感謝状・表彰などの贈呈式も執り行われ、対象となった企業6社と個人37人の代表者に表彰状が贈られた。
来賓には、高知県知事の濱田省司氏、高知市長の桑名龍吾氏、衆議院議員の中谷元氏などが招かれた。
この記事を書いた人

クラフトバンク総研 記者 川村 智子
新卒で入社した建設コンサルタントで、農地における経済効果の算定やBCP策定などに従事。
建設業の動向や他社の取り組みなどに興味を持ち、建通新聞社では都庁と23区を担当する。
在籍時は、各行政の特徴や課題に関する情報発信に携わる。2024年よりクラフトバンクに参画。
記者として企画立案や取材執筆などを手掛けている。