日本DX大賞2024「MX部門 大賞」を受賞　後藤組 

後藤組（山形県米沢市）は、「日本DX大賞2024」のマネジメントトランスフォーメーション（MX）部門の「大賞」と、「サイボウズ賞」を受賞した。

同賞は、日本DX大賞実行委員会が主催する、日本のDX推進を加速するための事例を発掘・共有するコンテスト。自治体や民間企業などを5つの部門から表彰する企画であり、応募総数132件の中からファイナリストが選定された。

受賞に繋がったポイントは、戦略的に１つの部門から全社にDXを浸透させた手法や、誰でもDX活動に参画できる仕組みを作れたこと、業務改善の具体的成果を提示できた点など。業界内の中小建設企業にも参考となる成功事例を提案したことで、異業種にも示唆を与えられた点なども高評価を受けた。会社全体でDXを推進できたことで、取り組み前に比べて残業時間は20％以上、現場の書類も60％以上も削減できたという報告もあり、新卒社員の定着率アップなどをDX導入で生み出せた結果となった。

後藤組は、2026年に創業100周年を迎える総合建設企業。土木・建築のBtoB事業、注文住宅・不動産売買仲介などを手掛けており、東北の建設業としては初めてDX認定事業者に認定されている。