永賢組が「スマート英語とAI活用イベント」を開催
更新日:2025/4/26
永賢組(愛知県春日井市)は4月16日、業務効率化施策の一環として社員を対象にした、勉強会「DX推進スマート英語とAI活用の社内イベント」を開催した。AIの講師パートを同社の顧問を務める元日本マイクロソフト業務執行役員の伊藤信博氏、英語パートを英語コミュニケーション講師の神谷真綺氏が担当し、30人以上の社員が聴講した。

参加者らは生成AIの基礎・基本を学んだ上で、日本語で作成した指示や質問を英語に正しく翻訳する方法を確認。日本語・英語の言語の違いによって、生成AIからの回答精度に差異があることなどを体験した。
参加した社員からは「業務に役立つ技術を習得できた」などの声が挙がり、伊藤氏は「生成AIの利活用は生産性向上に直結する。更に英語も交えることで創造性の向上にも繋げることを再確認できる有意義な時間だった」と総括した。
同社では、業務の効率化と社員の人材育成に注力。今回のイベントは、インターネット上の情報の約49%が英語で提供されている現状を踏まえ、英語と生成AIを用いて豊富な情報リソースを最大限業務に活かすため実施した。
この記事を書いた人

クラフトバンク総研 記者 信夫 惇
建通新聞社に10年間勤務。東京支局・浜松支局・岐阜支局にて、県庁などの各自治体や、建設関連団体、地場ゼネコン、専門工事会社などを担当し、数多くのインタビューや工事に関する取材に携わる。
2024年にクラフトバンクに参画。特集の企画立案や編集、執筆などを手掛けている。