環境管理部を技術・研修センター内に移転 日本空調サービス
更新日:2025/4/26
日本空調サービス(名古屋市名東区)は、測定分析・研究開発部門を担う環境管理部を、技術・研修センター内に移転し、5月1日から業務を開始する。

技術・研修センターは、大学等研究機関など各所と連携し、次世代の技術・評価手法などを開発するために新設した施設。従来の施設ではスペースに限界があった為、約2.3億円かけて約3倍の広さに環境管理部を拡張移転することを決めた。各分野における分析・評価能力を向上させ、社会全体の安全確保と技術発展に貢献する体制強化を目指す。
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環境管理部の主な業務内容は、微生物検査・レジオネラ属菌検査や放射線作業従事者への漏洩線量測定、フィルタ付着物などの異物検査、新技術の研究開発など。施設内には、様々な最新設備が導入されているため、利用者は最先端の環境で業務に取り掛かることができる。

今回の移転を機に、今後も同社は環境負荷の低減や、人々の健康・安全の向上に貢献し、持続可能な社会の実現に向けた役割を果たしていく方針である。

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クラフトバンク総研 記者 信夫 惇
建通新聞社に10年間勤務。東京支局・浜松支局・岐阜支局にて、県庁などの各自治体や、建設関連団体、地場ゼネコン、専門工事会社などを担当し、数多くのインタビューや工事に関する取材に携わる。
2024年にクラフトバンクに参画。特集の企画立案や編集、執筆などを手掛けている。