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静岡県造園緑化協会 新会長に江間氏 

更新日:2025/4/28

静岡県造園緑化協会は5月10日、2024年度定時総会を開き、任期満了に伴う役員改選の結果、江間種苗園(静岡県浜松市)の江間正章社長を新会長に選出。副会長には、共立(富士市)の植野英樹氏(東部支部)、源平造園建設(静岡市清水区)の源平剛士氏(中部支部)、昭花園(磐田市)の寺田祐一郎氏が就任した。

江間会長は、「今年の1月からの短い期間にも関わらず、スムーズかつ素晴らしい役割を果たして頂いた渡邉前会長に感謝の意を示したい。私も渡邉前会長を模範にベストを尽くす考えだ。公益社団法人としての強みを活かし、更なる躍進を目指すので、皆さまからの積極的な提案をお願いしたい」と挨拶した。

議事では、23年度の報告を行った他、環境緑化の普及啓発・技術支援や緑・生物多様化の保全、公共緑化施設の災害復旧支援などを盛り込んだ24年度の事業計画を承認した。

また、渡邉豊前会長は、「担い手不足や資材価格の高騰など、厳しい経営環境が続くことが予想されるが、我々は建設業29種のうち、唯一植物を扱う専門業種。人々の生活に不可欠な生活基盤を創造する担い手として、人と自然が共生する緑豊かな県土づくりに貢献していこう」と協調を呼び掛けた。

 

式典では、経営の改善・技術向上を図り、成果が著しい会員として、静岡グリーンサービス(焼津市)を表彰。会員の親睦や業界の連携・発展に努めた優秀者として、常華園(富士市)の渡邉進氏、やまもと園芸(富士市)の山本洋史氏、木下造園(静岡市清水区)の木下広善氏、桔梗庭苑(掛川市)の原田雅史氏、太陽造園土木(浜松市中央区)の岡浩氏に表彰状が贈られた。また昨年度、静岡県優秀施工者知事表彰を受けた駿河緑地造成(静岡市清水区)の鈴木良明氏には記念品が贈呈された。