建設現場「はたらくきかい」の体験会開く 下呂・馬瀬建設
更新日:2025/4/28

岐阜県下呂市の馬瀬建設(森本繁司社長)は5月18日、地域貢献の一環として、8回目となる「はたらくきかいイベント」を本社敷地内で開いた。同イベントは、重機などが好きな子供たちを対象に、普段は近寄れない車両を間近で見て触れる企画。約500人の親子連れの来場者が重機に直接触るなど賑わいを見せた。

当日は、同社が保有するショベルカーやホイールローダー、グレーダ、ダンプトラック、工事用モノレールなど計15台の乗り物を用意。ホイールローダーや高所作業車、山間地で使うモノレールへの乗車体験、小型のショベルカーを使ったスーパーボールすくい、信号機といった工事用機材を設置したサーキットを子供たちが利用した。また、ビンゴゲームやくじ引き、キッチンカーなどで大人も参加しやすいイベントとなった。

参加者らは思い思いにアトラクションや重機の前で記念写真などを撮っており、「毎年このイベントを楽しみにしている」「楽しい雰囲気で私が働きたくなった」と嬉しそうに語っていた。
同社は、地域を盛り上げるという理念の下、地域住民のふれあいの場創出や建設業の魅力発信、イメージアップを通じた担い手の確保を目指しており、来年度以降も開催する方針である。

この記事を書いた人

クラフトバンク総研 記者 信夫 惇
建通新聞社に10年間勤務。東京支局・浜松支局・岐阜支局にて、県庁などの各自治体や、建設関連団体、地場ゼネコン、専門工事会社などを担当し、数多くのインタビューや工事に関する取材に携わる。
2024年にクラフトバンクに参画。特集の企画立案や編集、執筆などを手掛けている。