篠田重機が「なまずのぼり2025」を開催
更新日:2025/5/11
篠田重機(埼玉県三郷市)は、5月3日に「なまずのぼり2025」を開催した。イベントでは、吉川市のシンボルである「なまず」をモチーフに、全国から募集したこいのぼりを同社が保有するクレーンに掲揚。なまずは、生命力が強く、災害から人々を守るとも言われており、空高く掲げることで子どもたちの健やかな成長や、未来の困難・災害に負けない強い心が浸透することを願った。当日は、約400人が来場し、集まった150匹以上のなまずのぼりとこいのぼりを、30台以上のクレーン車に吊るし、多くの地域住民・関係者などとの交流の場を提供した。

プロジェクトリーダーを務めた篠田翔太常務取締役は、「埼玉県吉川市・三郷市とクレーンオペレーターの魅力を、なまずのぼりに乗せて大空に届けたいと考え企画を立案した。このような機会を作ることで、建設業の長所を少しでも伝えられるよう、埼玉県の新しい風物詩として定着することを目指したい」と思いを述べた。現場には、吉川市のイメージキャラクター・なまりんも登場し、多くの家族が記念撮影を実施。クレーン車を試乗体験できるコーナーは、長蛇の列が生まれるほど盛況となり、仲睦まじい親子が目を輝かせながら操作するシーンが数多く見られた。

高さ60mのクレーンから見下ろす、なまずのぼり・こいのぼりの光景は圧巻であり、来場者からは「家の近所からこれだけの壮大な景色が見られるとは思わなかった。色んなキッチンカーも出展していたので、来年は友達とも来たい」との声も上がった。篠田重機は、今後もイベント開催を継続することで、建設業界や地域の活性化、交流の深化を目指していく。


この記事を書いた人

クラフトバンク総研 編集長 佐藤 和彦
大学在学時よりフリーライターとして活動し、経済誌や建設・不動産の専門新聞社などに勤務。ゼネコンや一級建築士事務所、商社、建設ベンチャー、スタートアップ、不動産テックなど、累計1700社以上の取材経験を持つ。
2022年よりクラフトバンクに参画し、クラフトバンク総研の編集長に就任。企画立案や取材執筆、編集などを担当。現在は全国の建設会社の取材記事を担当。