宮下電設がDX認定を取得
更新日:2025/8/2
宮下電設(新潟県長岡市)は、7月1日付で経済産業省の「DX認定制度」に基づく認定を取得した。県内の電気工事業としては初めての認定であり、長岡市に本社を置く企業では3社目となる。

同制度は、「情報処理の促進に関する法律」に基づき、デジタルガバナンス・コードに則った取り組みを進める企業を経済産業省が認定するもの。宮下電設は、2024年秋から申請準備を開始し、NICO(にいがた産業創造機構)や新潟県ITコーディネータ協会の支援などを経て、今回の認定に至った。

代表取締役でDX推進責任者でもある宮下嘉克氏は「当社のDX推進は、単なる業務効率化だけでなく、地域インフラを支える責務と社員の成長環境の両立を目指すものと捉えている。今回の認定を起点に、全社一丸となって変革を続けていきたい」と意気込みを語った。
この記事を書いた人

クラフトバンク総研 記者 川村 智子
新卒で入社した建設コンサルタントで、農地における経済効果の算定やBCP策定などに従事。
建設業の動向や他社の取り組みなどに興味を持ち、建通新聞社では都庁と23区を担当する。
在籍時は、各行政の特徴や課題に関する情報発信に携わる。2024年よりクラフトバンクに参画。
記者として企画立案や取材執筆などを手掛けている。