ウィズダム スクエア
更新日:2025/3/28
フジテック(滋賀県彦根市)が本社敷地内で進めてきた、エレベータ・エスカレータの品質評価施設が、3月3日に竣工した。施設名称は「ウィズダム スクエア」とすることに決定。最高品質の商品とサービスをグローバルにも展開することを目指し、実験・検証を行う施設として、4月からの順次稼働を予定している。

施設には、エレベータ各種部品の信頼性を評価する実験設備や、走行テストを行う検証用のエレベータ・エスカレータを設置。品質管理の強化や商品の性能・信頼性の向上に繋げていく。

今後、商品開発の技術者を品質部門へジョブローテーションし、グローバルにおいても日本の専業メーカーならではの高い品質を追求していく。

・所在地=滋賀県彦根市宮田町591-1
・敷地面積=約1,000㎡
・高さ=地上6階建て
・オフィス棟:地上6階建て
・実機棟:11フロア(高さ約60m)
・主な設備:エレベータ各種部品の信頼性を評価する実験設備
品質検証および据付工法試験用エレベータ11台
品質検証および研究試験用エスカレータ1台
・設計監理:株式会社日建設計
・施工:株式会社淺沼組
この記事を書いた人

クラフトバンク総研 編集長 佐藤 和彦
大学在学時よりフリーライターとして活動し、経済誌や建設・不動産の専門新聞社などに勤務。ゼネコンや一級建築士事務所、商社、建設ベンチャー、スタートアップ、不動産テックなど、累計1700社以上の取材経験を持つ。
2022年よりクラフトバンクに参画し、クラフトバンク総研の編集長に就任。企画立案や取材執筆、編集などを担当。現在は全国の建設会社の取材記事を担当。