全日本災害住宅レジリエンス協会がハウスケープと提携
更新日:2025/8/22
全日本災害住宅レジリエンス協会は、ハウスケープ(東京都品川区)と提携したことを発表した。同協会は、被災住宅の適切な復旧支援などを、保険業界や自治体・団体との連携することで改善を目指す団体。悪質事業者対策にも取り組んでおり、登録事業者数は2500社を超えている。

今回の提携は、正しい情報と適切な復旧を広げる共助の基盤を整備するために実施。平時の啓発から災害発生時の現地対応まで、様々な状況下に発生し得るリフォーム詐欺の撲滅と災害時の復興の加速化などを目指していく。
全日本災害住宅レジリエンス協会の髙木強代表理事は、「当協会では、これまでも応急処置から本復旧、悪質事業者情報の共有、ドローン調査までを、自治体・団体との連携協定を基に進めてきた。今回の提携によって、被災者に届くスピードと現地対応の質を更に高められると信じている。協会独自のネットワークを活かし、『正しい復旧が当たり前に進む』環境を各地で提供していきたい」と展望を述べた。
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クラフトバンク総研 編集長 佐藤 和彦
大学在学時よりフリーライターとして活動し、経済誌や建設・不動産の専門新聞社などに勤務。ゼネコンや一級建築士事務所、商社、建設ベンチャー、スタートアップ、不動産テックなど、累計1700社以上の取材経験を持つ。
2022年よりクラフトバンクに参画し、クラフトバンク総研の編集長に就任。企画立案や取材執筆、編集などを担当。現在は全国の建設会社の取材記事を担当。