橋本組が複合空間「B.Base(ビーベース)」を開設
更新日:2025/8/29
橋本組(静岡県焼津市)は、社長の自宅と社員の福利厚生施設を合築した複合空間「B.Base(ビーベース)」を開設した。

同施設は、名古屋工業大学大学院・准教授の伊藤孝紀氏監修による、「人と人をつなぐ、人と地域をつなぐ」をコンセプトに、分断が進む現代社会で「再びつながりを取り戻す」ことを目的に創設した建築空間。住宅ブランド「はしもとの家」による新たな実践として、8月19日には共用部が先行オープンし、社員とその家族が最初の利用を堪能した。

橋本真典社長は。「念願だった福利厚生施設が完成して嬉しく思う。昔は毎日のように、社員が自宅に立ち寄り、家族のように笑顔を交わす日常があった。『会社と個人の関係』が希薄になる傾向は強いが、そのような流れに一石を投じたかった。地域の皆さまにも開かれた場所として、笑顔と交流を創出できるよう努めていく」と語った。
同社は、地域にもB.Baseが開かれた共生拠点となるよう、今後も様々な企画を実施する方針である。

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オープン初日の動画:https://www.youtube.com/watch?v=RYo-X5Pg7gE
はしもとの家のHP:https://hashimotonoie.jp/
この記事を書いた人

クラフトバンク総研 編集長 佐藤 和彦
大学在学時よりフリーライターとして活動し、経済誌や建設・不動産の専門新聞社などに勤務。ゼネコンや一級建築士事務所、商社、建設ベンチャー、スタートアップ、不動産テックなど、累計1700社以上の取材経験を持つ。
2022年よりクラフトバンクに参画し、クラフトバンク総研の編集長に就任。企画立案や取材執筆、編集などを担当。現在は全国の建設会社の取材記事を担当。