加藤製作所が「こども工場見学会」を開催
更新日:2025/9/8
加藤製作所(東京都品川区)は8月26日、同社の「茨城工場」で町内の小学生・全16名を対象とした「こども工場見学会」を開催した。

同見学会は、五霞町教育委員会と地域活性化団体「ごかみらいLab」と連携し、子供たちの学びの場を広げる取り組みの一環として実施。2023年から夏休みの時期に合わせて、継続的に開いている。

当日は、同社が製造するクレーン車の組立工程や大型設備を間近で見学した他、運転席に座って操作レバーに触れる試乗体験なども行った。質問コーナーでは、「あの鉄板は何に使うの?」「どのくらいの高さまで荷物を吊り上げられるの?」「週に何日働くの?」などの疑問が飛び交い、子供たちの旺盛な好奇心が表れていた。
今後も加藤製作所は、ものづくりの魅力を次世代に伝承することを使命に掲げ、地域に根差した活動による社会貢献を継続していく方針である。
この記事を書いた人

クラフトバンク総研 記者 松本雄一
新卒で建通新聞社に入社し、沼津支局に7年間勤務。
在籍時は各自治体や建設関連団体、地場ゼネコンなどを担当し、多くのインタビュー取材を実施。
その後、教育ベンチャーや自動車業界のメディアで広告営業・記者を経験。
2025年にクラフトバンクに参画し、記者として全国の建設会社を取材する。