ACCESS青年部が仮設足場の安全点検
更新日:2025/9/12
全国仮設安全事業協同組合(ACCESS)・青年部は、9月8日に工事現場で仮設足場の安全点検を行い、施工業者に対し事故防止の徹底を呼び掛けた。

安全点検を実施したのは、千葉市中央区、東京都世田谷区、横浜市鶴見区の合計3現場。全国から青年部会員36人が参加し、千葉市の現場では小岸会長ら13人がマンション外壁修繕工事現場を訪れ、最上階から順に組立状況を隅々まで点検した。
安全点検は、啓蒙活動の一環として、2012年7月から青年部が開始した活動。これまで19都道府県71現場で安全点検を行ってきたが、コロナ禍で2020年2月を最後に活動休止しており、5年半ぶりの活動再開となった。これまでは、「仮設安全監理者」が足場の種類に応じた点検表などを基に行ってきたが、今回は従来の紙による点検ではなく、昨年ACCESSがリリースした「仮設安全監理者専用点検アプリ」を活用。終了後、小岸会長は「足場からの墜落死亡災害をゼロにするための安全点検文化の醸成が必要。今後も精力的な活動を続けることで、労働災害の最小化を目指していきたい」と意気込みを述べた。
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クラフトバンク総研 編集長 佐藤 和彦
大学在学時よりフリーライターとして活動し、経済誌や建設・不動産の専門新聞社などに勤務。ゼネコンや一級建築士事務所、商社、建設ベンチャー、スタートアップ、不動産テックなど、累計1700社以上の取材経験を持つ。
2022年よりクラフトバンクに参画し、クラフトバンク総研の編集長に就任。企画立案や取材執筆、編集などを担当。現在は全国の建設会社の取材記事を担当。