セイズ、SW工法施工棟数10年連続全国1位
更新日:2025/9/20
セイズ(東京都葛飾区)は、東京都内で開かれた「2025年全国SW会年次大会」において、最多棟数賞を受賞した。同社は、施工棟数累計700棟を達成し、10年連続で全国1位を獲得している。

同大会は、LIXILが開発したスーパーウォール(SW)工法で顕著な実績を上げた企業を表彰するもの。2004年に発足した全国規模のビルダー組織SW会(SUPER WALL BUILDERS FAMILY)を基に運営しており、木造枠組工法をベースにした高気密・高断熱・高耐震構造が特徴のSW工法の普及を目的に開催している。同工法は、地震や台風などの自然災害に強いだけでなく、断熱性能を高めることで室内の温度差を軽減し、きれいな空気を保つことができる。省エネ性能を高めるハイブリッド給湯器「エコワン」や、太陽光発電と蓄電池を組み合わせたシステムを活用することで、高い住宅性能と環境負荷低減を実現する。

同社は、SW会の中心ビルダーとして、「健康・快適・安心・安全」を前提とした高性能住宅の普及を通じて、顧客・社員・パートナー企業の幸せを追求し、地域社会への貢献を進めていく方針ある。

この記事を書いた人

クラフトバンク総研 記者 川村 智子
新卒で入社した建設コンサルタントで、農地における経済効果の算定やBCP策定などに従事。
建設業の動向や他社の取り組みなどに興味を持ち、建通新聞社では都庁と23区を担当する。
在籍時は、各行政の特徴や課題に関する情報発信に携わる。2024年よりクラフトバンクに参画。
記者として企画立案や取材執筆などを手掛けている。