「建設フェア2025 in あおもり」が開催 青森県建設業協会など
更新日:2025/10/3
「建設フェア2025 in あおもり」が、9月27~28日の2日間に青森市内で開催された。同フェアは、建設業の魅力・やりがいを伝えるため、建築体験やものづくり教室、ICT体験などを実施することで、子どもたちに建設業に触れる機会を創出し、イメージアップを図ることを目的にしたイベント。青森県建設業協会(鹿内雄二会長)と青森県、青森県建築士会青森支部が主催となり、来場者は延べ約1500人が参加した。

会場では、クイズラリーや建設機械搭乗体験を盛り込んだ「建設業の魅力を再発見」(県建設業協会)、各職種を体験できる「こども建築アカデミア」(県建築士会青森支部)、ものづくり教室を中心とした「建設カーニバル」(青森県)の3つのプログラムを実施。建設カーニバルでは「セメントキャンドルづくり」や「ドローン操縦体験」など、親子で楽しめる企画も人気を集めた他、「未来の建設業体験」では、VR(仮想現実)などを駆使し、遠隔現場確認や3Dデータの作成に携わることで、近未来の仕事体験を提供することに成功した。

青森県建設業協会は「建設業を身近に感じるきっかけにしてほしい」としている。
この記事を書いた人

クラフトバンク総研 記者 川村 智子
新卒で入社した建設コンサルタントで、農地における経済効果の算定やBCP策定などに従事。
建設業の動向や他社の取り組みなどに興味を持ち、建通新聞社では都庁と23区を担当する。
在籍時は、各行政の特徴や課題に関する情報発信に携わる。2024年よりクラフトバンクに参画。
記者として企画立案や取材執筆などを手掛けている。