三気建設がグレートステップ賞を受賞
更新日:2025/11/3
三気建設(岐阜県揖斐郡大野町)は、10月28日に開催した「プレスリリースアワード2025」において、「グレートステップ賞」を受賞した。

同アワードは、プレスリリースの可能性拡大に貢献した企業と担当者を讃えるために、PRタイムズ(東京都港区)が設立した企画。今年は4573件のエントリーから最終選考として「Best101」を選出し、11件のプレスリリースが10部門の賞として表彰された。

グレートステップ賞は、覚悟を持って発信に挑戦し、最も飛躍した内容に贈られるもの。今回、受賞したリリースは、三気建設の杉山阿有美さんが初めて配信した内容となっており、「職人の手を守るハンドクリーム」という目を引く商品や、掲載したインパクトある写真など、化粧品会社に勤務した経験を活かした結果として評価された。

受賞に当たり杉山さんは、「人手不足と同時に弊社の職人を長年悩ませていたのが、手荒れ・肌荒れだった。この課題を解決するため、スキンケアブランド『主守手(しゅしゅしゅ)』を立ち上げた経緯がある」と説明。その上で、「『このブランドを広く周知するには広報活動が不可欠』と決意し、試行錯誤の末に初めて作成したのが、この度のリリースだった。配信後は多くのメディアに取り上げて頂き、今年に入って4人の採用を実現できている。今後もプレスリリースの可能性を信じ、建設業のポジティブな要素を発信していきたい」と喜びを述べた。杉山さんは、「道路が整い、電気が使えて、皆さまが本日この会場に来られたことには、必ず『土木』が存在している。この受賞が土木に携わる方々にとって、少しでも励みになることを願っている」とも語り、会場からは拍手喝采が巻き起こった。

三気建設は、岐阜県を本社に法面保護などを主軸に展開する建設会社。今後も土木業界全体が働きやくなるよう、快適な職場環境の整備にも力を入れていく方針である。
ECサイト:https://shushushu.jp/
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この記事を書いた人
クラフトバンク総研 編集長 佐藤 和彦
大学在学時よりフリーライターとして活動し、経済誌や建設・不動産の専門新聞社などに勤務。ゼネコンや一級建築士事務所、商社、建設ベンチャー、スタートアップ、不動産テックなど、累計1700社以上の取材経験を持つ。
2022年よりクラフトバンクに参画し、クラフトバンク総研の編集長に就任。企画立案や取材執筆、編集などを担当。現在は全国の建設会社の取材記事を担当。

