新地建設工業が「GENBAx点検」を導入
更新日:2025/11/3
新地建設工業(宮崎県都城市)は、SORABITO(東京都中央区)の建設現場の安全点検をDX化する「GENBAx点検」を導入したことを発表した。

新地建設工業は、宮崎県を中心に再生可能エネルギー事業を始め、土木工事業やメンテナンス、エクステリア工事、ドローン空撮など幅広い事業を展開する建設会社。SDGs達成に貢献するため、遠隔操縦式草刈機や測量⽤ドローン、クラウドサービスなどの活用によりペーパーレス化を目指すなど、⽣産性向上を実現するための施策を進めている。

新地建設工業は、「GENBAx点検」を取り入れた背景として、「現場の安全点検に関わる業務の効率化や、クラウドサービスの導入により資料のペーパーレス化を進めたかったから」と説明。今後、継続的な活用を進めていくことで、帳票を電子化した際に重機点検、日常点検などの種類を一目で把握できるよう目指す方針である。
GENBAx点検は、建設機械の始業前点検の他、設備や足場の点検、作業員の健康チェックなど、あらゆる点検表のペーパーレス化を実現するDXサービス。点検結果は、リアルタイム集計・共有でき、パソコン・スマートフォンから電子承認が可能な点も特徴である。
GENBAx点検の動画:https://www.youtube.com/watch?v=cjQqn2fI0GE
この記事を書いた人
クラフトバンク総研 記者 川村 智子
新卒で入社した建設コンサルタントで、農地における経済効果の算定やBCP策定などに従事。
建設業の動向や他社の取り組みなどに興味を持ち、建通新聞社では都庁と23区を担当する。
在籍時は、各行政の特徴や課題に関する情報発信に携わる。2024年よりクラフトバンクに参画。
記者として企画立案や取材執筆などを手掛けている。

