技研製作所がネーミングライツを取得
更新日:2025/11/15
技研製作所(高知市)が、高知県立春野総合運動公園陸上競技場のネーミングライツ・パートナーに選定され、競技場の新たな名称を「GIKENスタジアム」にした。

今回の取り組みは、高知県が募集していた命名権に対して同社が応募したことにより実現。競技場は、国際大会だけでなく、日本選手権など大規模な大会も実施可能であり、2万5000人を収容する施設。大型映像装置や夜間照明を備え、今季J3リーグ参戦を果たした高知ユナイテッドSCのホームスタジアムでもある。
技研製作所は、施設の安定した運営や県の施策の充実など、県民サービスの維持・向上などに繋げたいという高知県の姿勢に賛同し応募。施設に社名を冠することで、県民にも同社の技術や、事業に対しての関心を浸透することを目的にしている。
今後も同社は、高知県のスポーツ振興をこれまで以上に応援し、県の更なる発展に向けて積極的に協力していく方針である。
【スタジアム概要】
・新名称:GIKENスタジアム
・所在地:高知県高知市春野町芳原2485
・収容人数:2万5000人
・トラック:400m×9レーン
・グラウンド:天然芝グラウンド
・夜間照明:4基(1500lx)
・付属施設など:補助競技場、トレーニングルーム
・契約期間:2026年1月1日~2029年3月31日(3年3ヶ月間)
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この記事を書いた人
クラフトバンク総研 編集長 佐藤 和彦
大学在学時よりフリーライターとして活動し、経済誌や建設・不動産の専門新聞社などに勤務。ゼネコンや一級建築士事務所、商社、建設ベンチャー、スタートアップ、不動産テックなど、累計1700社以上の取材経験を持つ。
2022年よりクラフトバンクに参画し、クラフトバンク総研の編集長に就任。企画立案や取材執筆、編集などを担当。現在は全国の建設会社の取材記事を担当。

