ハンワホームズが名古屋証券取引所に上場
更新日:2025/11/21
ハンワホームズ(大阪府泉南市)は11月17日、名古屋証券取引所ネクスト市場に上場を果たした。

同社は、2024年に東京証券取引所TOKYO PRO Marketに上場しており、更なる認知度の向上や販路拡大を図り市場変更を決断。調達資金は、同社が代表企業を務める企業グループが整備する、大阪府のPark-PFI事業「りんくう公園(中地区)」に充当する予定だ。

ハンワホームズは、住宅や商業施設、公共スペースなどの屋外空間の設計施工から家具販売までを一気通貫で手掛けている。ワンストップ体制による短工期かつ適正単価での施工と、海外メーカーから直輸入する家具を活用した統一感のある空間の提供などが強みである。
今回の上場変更を受け、鶴厚志社長は「引き続き、中長期的な成長を目指し『社員1人ひとりの成長』『サービスの質向上』に向け日々努力を続けていく。魅力的な空間がもたらす感動と安心の可能性を信じ、業界の前例に捉われない経営の実践により、社会に新しい価値を提供していきたい」と展望を述べた。
今後も「持続可能な循環を支える空間づくり」を軸に、法人向け事業と地域創生支援事業を加速させ、成長基盤の強化に取り組む方針である。
この記事を書いた人
クラフトバンク総研 記者 松本雄一
新卒で建通新聞社に入社し、沼津支局に7年間勤務。
在籍時は各自治体や建設関連団体、地場ゼネコンなどを担当し、多くのインタビュー取材を実施。
その後、教育ベンチャーや自動車業界のメディアで広告営業・記者を経験。
2025年にクラフトバンクに参画し、記者として全国の建設会社を取材する。

