新発田建設が現場体験授業
更新日:2025/11/21
新発田建設(新潟県新発田市)は11月10日、県立新発田高校の建築工学科2年生を招き、本社で現場体験授業を開催した。

現場体験授業は、建設業への理解を深めることを目的に実施。同社が6月に新設した研修スペースで行われ、生徒らは実物大のモックアップに直接触れながら建物の構造や施工手順を学んだ。当日は、現場で求められる視点や考え方を養う貴重な機会となり、参加した生徒からは「教科書だけでは分からない内容で勉強になった」「鉄筋に触れ、普段利用する建物の仕組みをリアルに実感できた」などの声が上がった。

新発田建設は、新潟県を拠点に事業を展開する総合建設企業。今後も教育機関からの要望に積極的に応え、見学や授業などの受け入れを通じて、建設業界に関心を高める機会や学びの場を提供していく。今回、活用した研修スペースは、協力会社の若手技術者向けの研修にも活用する方針だ。同社は「ものづくりは人づくりから」の理念の下、地域全体で「次の時代に選ばれる建設業」を育む活動を推進していく。


この記事を書いた人
クラフトバンク総研 記者 松本雄一
新卒で建通新聞社に入社し、沼津支局に7年間勤務。
在籍時は各自治体や建設関連団体、地場ゼネコンなどを担当し、多くのインタビュー取材を実施。
その後、教育ベンチャーや自動車業界のメディアで広告営業・記者を経験。
2025年にクラフトバンクに参画し、記者として全国の建設会社を取材する。

