みどりホールディングスがアットハウジングの株式100%取得
更新日:2025/12/6
みどりホールディングス(広島市中区)は松本市を拠点とする戸建て建設会社・アットハウジング(愛媛県松山市)の株式を100%取得した。四国地域への事業拡大に繋げ、新たな価値創造を目指したい考えだ。

アットハウジングは、1980年の創業から四国エリアを中心に「安心・安全・健康、そして最高の住み心地」という理念を掲げている住宅メーカー。木造住宅を中心に、ローコスト住宅、平屋、ナチュラルデザイン住宅などを取り扱い、性能・デザイン・価格のバランスに優れた住宅の提供を強みとし、土地情報の収集から設計・施工、アフターサポートまでの一貫体制で対応し成長を続けている。

みどりホールディングスは、不動産、環境・福祉事業を中四国九州で展開。2025年6月期(62期)にはグループ売上高334億円、従業員2136人となった。70期には、グループ売上高1000億を目指しており、現在はM&Aに注力。基幹事業である不動産管理業の業域の拡大を目指して、建設・土木・設備などの不動産関連諸事業会社との連携や、介護・給食・ホテル事業などの周辺事業の拡大している。今回のアットハウジングの株式取得により、グループ企業数は24社になる。

この記事を書いた人
クラフトバンク総研 記者 信夫 惇
建通新聞社に10年間勤務。東京支局・浜松支局・岐阜支局にて、県庁などの各自治体や、建設関連団体、地場ゼネコン、専門工事会社などを担当し、数多くのインタビューや工事に関する取材に携わる。
2024年にクラフトバンクに参画。特集の企画立案や編集、執筆などを手掛けている。

