国交省中部地方整備局が賞状伝達式

国土交通省中部地方整備局は12月15日、国土交通省と建設産業人材確保・育成推進協議会が開催している「第４回建設人材育成優良企業表彰」と「高校生の作文コンクール」の賞状伝達式を名古屋市内で開き、管内の受賞者らに森本輝局長が表彰状を手渡した。

森本局長は優良企業の代表者らに「日々の絶えまぬ努力と情熱の賜物により中部地方が支えられている」と感謝の意を伝えた上で、「各種施策を通じて働き方改革や建設業界のイメージアップに寄与してほしい」と呼び掛けた。

総合部門の優秀賞に輝いたのは３社。市川土木（静岡県駿河区）はCCUSの利用状況や技能者の就業状況を集計・報告する「計測日総括表」の普及に貢献、SS（愛知県豊田市）は教育センターを設立し人材育成や建設業界への就職意識向上に貢献、東海維持管理工業（名古屋市昭和区）は妊娠中の女性も継続就業できる多様な働き方の実現に取り組んだことが高く評価された。

続いて、コンクールの伝達式も執り行われ、中部地方整備局管内からは７人が受賞した。

受賞者は以下の通り。

【不動産・建設経済局長賞】▽水野月さん（天竜高校）―「祖父から受け継ぐ「丁寧」が支える暮らし」▽粂万葉さん（愛知総合工科高校）―「コミュニケーションが架ける橋」 

【優秀賞】岩﨑柊磨さん（天竜高校）―「暮らしを「変える」建築：最新技術と私の創造で描く未来図」、植田真綺さん（浜松工業高校）―「家族と紡いだ暮らしのカタチ」 、小林美心さん（同）―「私の描く未来 ―人と人とをつなげる建築のかたち」、齋藤光志さん（同）―「建築で歴史に感動を刻む」 、鈴木希彩さん（同）―「インテリアが日常を特別にする」