永賢組がAI学習イベントを開催
更新日:2025/4/4
永賢組(愛知県春日井市)は3月22日、社会貢献活動の一貫として小中学生らを対象にした、無料イベント「未来を創る!AI探検隊」を開催した。同社・名古屋支店とオンライン上に約20人の子供達が集い、AIの基礎学習やイラスト作成などを行った。

永草孝憲社長は「これから勉強をして頂きますが、分からないことがあっても大丈夫。質問して楽しく学んでほしいです。将来、AIが必須なことは間違いない。幼い頃から勉強を続け大人になった際、より良い社会を創って下さい」とオンラインで呼び掛けた。

勉強会は、日本マイクロソフトで業務執行役員を務めた経験を持つ伊藤信博氏が担当し、伊藤氏を「探検隊長」、子供達を「隊員」に見立て未来の街を探検した。AIに関するクイズなどを通じ基礎知識を付けながら、後半は実際にマイクロソフトが提供しているCopilotを使用。子供達は、対話を通じた思い思いの物語や、イラスト作成などを楽しんだ。伊藤氏は「皆さんの夢を叶える手助けをしてくれるのがAIだ。正しい使用方法を学び、自分で考えることも大事にしながら活用してほしい」と気持ちを伝えた。

今回のイベントは、永賢組がDX推進を目的に開いた社内向けの勉強会が好評だったことから、未来を担う子供達に向けアレンジした企画。初めてのイベントは大成功として幕を閉じ、今後も定期的な開催を視野に計画を進めている。
この記事を書いた人

クラフトバンク総研 記者 信夫 惇
建通新聞社に10年間勤務。東京支局・浜松支局・岐阜支局にて、県庁などの各自治体や、建設関連団体、地場ゼネコン、専門工事会社などを担当し、数多くのインタビューや工事に関する取材に携わる。
2024年にクラフトバンクに参画。特集の企画立案や編集、執筆などを手掛けている。