八木建設が「いきいき職場部門賞」を受賞
更新日:2026/2/8
八木建設(埼玉県本庄市)が、2025年度「埼玉県荻野吟子賞」の「いきいき職場部門賞」を受賞した。

同賞は、男女共同参画の推進に顕著な功績のあった個人や団体に贈られるもの。男性中心のイメージが強い建設業界において、八木建設が業界平均17%の2倍に当たる女性比率36%を達成。現場監督の業務を「技術」と「事務」に分かち合う「建設ディレクター」の導入など分業による業務改革を進めた点。また「現場=長時間」という常識を見直し、子育てや介護などライフイベントと両立しながら未経験者や女性が専門性を発揮できる環境を整えた点などが評価された。

八木建設では定年制を実質的に撤廃し、60代~70代のベテランが「シニアエキスパート(嘱託職員)」として活躍。若手技術者のメンターとなることで、長年現場で培った技術の継承を手掛けている。2026年7月には、これまで培った知見を体系的に若手に伝える社内大学「YAGIビルドアカデミー」を開校する。今後も「地域の守り手」として、誇りを持って働ける職場環境を目指していく。

八木社長は、「私自身、二人の娘の父親として一昨年、育児休暇を取得し、仕事と家庭の両立の難しさを痛感したことも、本制度を整える原動力となった。これからも社員を最優先に考え、女性比率4割の達成も含め、全員が幸福を実感できる職場づくりを続けていく」と思いを述べた。

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この記事を書いた人
クラフトバンク総研 編集長 佐藤 和彦
大学在学時よりフリーライターとして活動し、経済誌や建設・不動産の専門新聞社などに勤務。ゼネコンや一級建築士事務所、商社、建設ベンチャー、スタートアップ、不動産テックなど、累計1700社以上の取材経験を持つ。
2022年よりクラフトバンクに参画し、クラフトバンク総研の編集長に就任。企画立案や取材執筆、編集などを担当。現在は全国の建設会社の取材記事を担当。

