新社屋「ピア東海事務所」 ピア東海
更新日:2025/3/28
2024年9月25日にピア東海(静岡市葵区)が、本社を移転した。製茶問屋の工場兼事務所だった物件をリニューアル。「お客さまが来たくなる」「従業員が出社したくなる」環境を目指し、開放感・ゆったりとしたスペースを重視した環境を心掛けた。
1階のエントランスには、インタラクティブホワイトボードを設置。図面を大画面に映し、打ち合せで生まれた内容を直接記載し保存できるよう、ペーパーレス・業務務効率化に対応している。応接室では、会話がしやすいようガラスパーテーションで、明るくリラックスできる演出が施されている。
2階には、休憩室と会議室を創設。休憩室では、カウンターテーブル、3人掛けテーブル、ソロブース(1人用)を用意し、その日の気分で利用を変えられるよう工夫している。会議室には、プロジェクターを備え付けており、これまでホワイトボード・資料(紙)を配布していた会議から、電子化への移行を実現した。
ピア東海では、新オフィス移転に伴い会社のロゴを変更。同社の営業項目である橋とトンネルをイメージしやすいロゴとなり、外観・玄関・エントランスなど目に入りやすい箇所に配置している。
【1F】



【2F】




【概要】
・建物名= ピア東海事務所
・所在地= 静岡市葵区昭府1-1-30
・構造= 鉄骨造3階建て
・用途= 事務所
・敷地面積= 427.4㎡
・延べ床面積=1077.75㎡(1階366㎡ 2階368㎡ 3階343㎡)
・高さ= 10.68m
・施工= 株式会社司建装
・協力業者=電気設備工事:株式会社エビハラ電機
給排水設備工事:古沢設備株式会社
空調換気設備工事:まつもと冷熱
この記事を書いた人

クラフトバンク総研 編集長 佐藤 和彦
大学在学時よりフリーライターとして活動し、経済誌や建設・不動産の専門新聞社などに勤務。ゼネコンや一級建築士事務所、商社、建設ベンチャー、スタートアップ、不動産テックなど、累計1700社以上の取材経験を持つ。
2022年よりクラフトバンクに参画し、クラフトバンク総研の編集長に就任。企画立案や取材執筆、編集などを担当。現在は全国の建設会社の取材記事を担当。