「八重洲ダイビル」 ダイビル
更新日:2025/7/28
ダイビル(大阪市北区)が東京都中央区京橋で建設を進めていたオフィスビル「八重洲ダイビル」が、6月末に竣工した。


八重洲ダイビルは、2021年12月末に閉館した(旧)八重洲ダイビルを建て替えたもの。アクセスの良さが特徴で、東京駅の八重洲地下街から直結する好立地だ。メインとなるオフィスが3~11階、店舗が1~2階、貸会議室を地下一階に備える。オフィスは1フロア約390坪の無柱空間で、デッドスペースのない効率的なレイアウトを可能にした。外観は旧ビルの歴史を継承する重厚感ある石張りとし、再開発が進む八重洲の新しい景観を創出している。


今年で旧ビルの完成から100年の節目を迎えた。ダイビルグループは、新ビルの完成を皮切りに次の100年に向けた新しいスタートを切っている。


【概要】
・名称:八重洲ダイビル
・所在地:東京都中央区京橋1丁目1番1号
・用途:事務所、店舗、駐車場、駐輪場
・規模:地上11階、地下3階
・延床面積:22655.19㎡
・最高高さ:55.96m
・設計監理:株式会社日建設計
・施工:鹿島建設株式会社
・竣工:2025年6月30日
この記事を書いた人

クラフトバンク総研 記者 松本雄一
新卒で建通新聞社に入社し、沼津支局に7年間勤務。
在籍時は各自治体や建設関連団体、地場ゼネコンなどを担当し、多くのインタビュー取材を実施。
その後、教育ベンチャーや自動車業界のメディアで広告営業・記者を経験。
2025年にクラフトバンクに参画し、記者として全国の建設会社を取材する。