「クレヴィア等々力」 伊藤忠都市開発
更新日:2025/9/3
伊藤忠都市開発(東京都港区)は、今年6月に「クレヴィア等々力」を竣工した。

同物件は、「等々力渓谷に佇む邸宅」をコンセプトに設計。敷地内には広めの植栽スペースを確保しており、エントランスホールから鮮やかな庭園風景を望むことができる。周辺には商店街や公園も点在し、生活利便性と落ち着いた環境を併せ持つ立地が特徴だ。


住戸は54.71㎡~86.10㎡の2LDK~3LDKを展開し、70㎡台・3LDKを中心に構成。リビング・ダイニングは天井高約2.5m超を確保し、バルコニー側には高さ2m超のハイサッシを採用。採光性と開放感を高めている。1階住戸には専用庭を設け、戸建て感覚のガーデンライフも楽しめる。
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今回の案件では、同社が収納や作業動線などの観点から理想の洗面室を目指して企画・開発した「MOTリネン」を初導入した。大容量の収納スペースに加え、衣類をその場で畳み収納できる設計しており、作業台やドレッサーとして活用できるカウンターも装備。ライフスタイルに応じた柔軟な使い方が可能である。

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・名称=クレヴィア等々力
・所在地=東京都世田谷区中町1-64-16
・総戸数=25戸
・構造=鉄筋コンクリート造 地上3階建
・用途=店舗・事務所
・敷地面積=1962.61㎡(確認申請対象面積1957.24㎡)
・建築面積=786.69㎡
・設計・監理=株式会社インター・プロデュース 一級建築士事務所
・施工=第一建設工業株式会社
この記事を書いた人

クラフトバンク総研 記者 川村 智子
新卒で入社した建設コンサルタントで、農地における経済効果の算定やBCP策定などに従事。
建設業の動向や他社の取り組みなどに興味を持ち、建通新聞社では都庁と23区を担当する。
在籍時は、各行政の特徴や課題に関する情報発信に携わる。2024年よりクラフトバンクに参画。
記者として企画立案や取材執筆などを手掛けている。