お客様の理想の庭を形に~エフズ・プランニング
更新日:2026/1/10
▼目次
- 1 創業22年、外構工事全般を手掛ける
- 2 設計事務所から外構の道へ
- 3 最近のトレンドは「アメリカン」と「南国風」
- 4 顧客はハウスメーカーからエンドユーザーへ
- 5 HPの写真は15年前?
- 6 エンドユーザーとの仕事で大変な「予算と希望のすり合わせ」
- 7 提案は3Dパースを活用、施工開始までを社長が担当
- 8 大変なのは「工期」、嬉しいのは「ありがとう」の言葉
- 9 実現しなかった「プールを作りたい」という要望
- 10 社名の由来は、父の会社の頭文字「F・S」
- 11 「勤め人でいたかった」 29歳での創業
- 12 コロナ禍での材料高騰と値崩れ
- 13 ライフスタイルの変化に伴うリフォーム需要
- 14 業界の魅力は「達成感」と「お客様の感謝」
- 15 提案のスタンダードは「3Dイメージ付き図面」
- 16 3D化で減った「イメージ違い」のクレーム
- 17 3Dでも難しい「色のイメージ違い」
- 18 職人との連携で大切な「先に伝える」こだわり
- 19 15年来の相棒と二人三脚の経営体制
- 20 外構屋に向いているのは「レゴが好きな人」
- 21 若い職人との競争
- 22 入社のきっかけは「タウンページ」
- 23 今後の展望:外壁塗装と「犬猫関連」の事業
2024年12月15日(日)15:00~15:55
ゲスト:エフズ・プランニング 代表取締役・福山陽彦さん
外構工事、エクステリア・ガーデンなどを手がける、茨城県牛久市のエフズ・プランニング。「どうせ新しくするならば庭で子供が遊べるような庭にしたい。」「家庭菜園を楽しめるような、小さな花壇を設けたい。」「ヨーロッパ風の外構にしたい」など、お客様の様々な理想を実現するお手伝いをしています。番組では、代表取締役・福山陽彦さんに事業の取り組みや今後の展望などたっぷりとお伺いしました。(茨城県牛久市・FMうしくうれしく放送にて収録)

創業22年、外構工事全般を手掛ける
クラフトバンク中辻(以下、中辻):早速ですが、まずエフズ・プランニングさんについて教えていただきたいのですが、どんなお仕事をされている会社になるんでしょうか?
福山陽彦さん(以下、福山):外構工事で、一般住宅の庭周りや、カーポート、フェンス、ブロックなど、建物の外側は全般的に工事させていただいてます。
設計事務所から外構の道へ
中辻:会社は設立されてどれくらいになるんですか?
福山:2002年なので、22年ですね。私が創業しました。そこからずっと外構をしています。
中辻:何かそれを始められたきっかけみたいなものはあったんですか?
福山:もともとは設計事務所に就職したんですけど、その中でちょっと庭の方とかに興味が出てきて。で、たまたま知り合いの人から声がかかって就職して、そっからって感じですね。
クラフトバンク田久保(以下、田久保):設計事務所ではどのようなことを?
福山:建築確認とか、行政に提出する書類作成の方ですね、ほとんど。でも、その中で外構に興味を持たれたと。
中辻:どんなところが面白かったんですか?
福山:うーん、どんなところ…。まあ、なんとなく始めて。特にここがっていうことはないんですけど。まあ、その頃外構という分野が職業的に少なかったんで、これからいいのかなと思って。
最近のトレンドは「アメリカン」と「南国風」
中辻:最近の何かトレンドみたいなものとかってあったりしますか? こういうのが流行りとか。
福山:最近はね、なんか日本なんですけど、アメリカ憧れで、アメリカンチックにする方が多いですね。あと椰子(ヤシ)系とか。
中辻:あ、椰子の木を。南国っぽい庭みたいな。
福山:はい。最近多いですね、だいぶ。
顧客はハウスメーカーからエンドユーザーへ
中辻:一番最初は、おうち建てられる方とか、おうちの施主さんとお打ち合わせをして?
福山:まあ、最初の自分のスタイルは、ハウスメーカーさんとかの下請けで。メーカーさんから見積もり依頼を受けて、お客さんと折衝してって感じで多かったです。
田久保:今はもう直接に?
福山:今はほとんどエンドユーザーさんですね、はい。飛び込みというか、ご紹介とか。エリアは牛久だけじゃなくて、茨城県の県南地区をメインで。
HPの写真は15年前?
中辻:ホームページを拝見して、皆さんが載ってる写真がすごい楽しそうだなと。結構若い方が多いんですか?
福山:いや、うーん、あのホームページも実際15、6年前の。
中辻:そうなんですね(笑)
福山:何にもいじってないんで。忙しくて。
エンドユーザーとの仕事で大変な「予算と希望のすり合わせ」
田久保:直接こうエンドユーザーさんとやり取りされるのって、なんかこう大変じゃないですか?
福山:まあ、そうですね。まあ、楽なことはね、何やってもないとは思うんで。まあ、あとは、あのお客さんとのこの予算と希望の、この噛み合わせが一番大変ですよね。
提案は3Dパースを活用、施工開始までを社長が担当
田久保:おうちのイメージとかっていうのは、パースとかを実際に書いて、工事する前に絵でお見せするみたいなこともやられるんですか?
福山:そうです、はい。
中辻:そういったことも全部福山さんが?
福山:はい。そうです。施工のは職方さんの方にお願いしちゃいますが、工事始まるまでは全て私の方で。
大変なのは「工期」、嬉しいのは「ありがとう」の言葉
田久保:今までやられた現場で、これは大変だったなとか、これはできて嬉しかったなみたいな、ちょっとこう難しい現場とかってありましたか?
福山:うーん、やっぱり大変っていうのは、そうですね、前ハウスメーカーさんの下請けさんでお世話になってた時にやっぱ工期とか。いつまでに引き渡しとか。
田久保:外ですもんね。
福山:うちらだって外商売なんで、雨降っちゃうとちょっと日程がずれ込んじゃったりとか。そういった辺がやっぱり一番大変でしたね。
中辻:できて嬉しかったっていうのは?
福山:やっぱりね、こう現場がちょっと難ありで、高さが道路と高低差があったりとか、ちょっとボリュームがあって、少し日数かかっちゃうのをちゃんと工期通りに終わらせたこととか。そういったところですかね。あとは、お客さんから「ありがとう」って言ってもらうのがやっぱり一番嬉しかったですね。
実現しなかった「プールを作りたい」という要望
中辻:オーダーで、面白いというか、個性的だったお庭とかあります?
福山:まあ、希望されて実際現場になってないけど、プール作ってくれとか。お客さんが考える予算と、実際かかる費用が違うんで、それは実現しなかったんですけど。
田久保:年間で何件くらい現場されるんですか?
福山:うちの場合は少ないのですが、細かいのを合わせると30~50くらいですね。
社名の由来は、父の会社の頭文字「F・S」
中辻:ちなみにこの社名の「エフズ・プランニング」っていう、この名前の由来は何なんですか?
福山:一応ね、うちの親父が自営業で、プラスチックの成型の工場やってたんですね。それが福山製作所っていう名前だったんですけど、その福山製作所の頭取るとFとS。
中辻:なるほど。福山さんがやってるからFのズ(複数形)かと思いました。
福山:FS(エフエス)だと、俺ベロ回らなくて、電話に出る時も「エフエス」って言えないんで。
「勤め人でいたかった」 29歳での創業
中辻:お父様も自営業されてて。じゃあ、いつか自分社長になるな、みたいなのは。
福山:いや、正直それはなかったです。自分はずっと勤め人でいたいなって思ってたんで。
でもなんだかんだ30歳になる年で創業しましたね。
中辻:どうですか、ご自身でやってみて。
福山:いや、大変っすよね、やっぱり。儲かってる会社の社長はたくさんいるでしょうけど、うちはもう火の車なんで。
コロナ禍での材料高騰と値崩れ
田久保:それこそ、リーマンショックとか、建設業だとよく皆さん言うんですけど、そういうこう景気の波みたいなものとかって、あるんですか?
福山:やっぱ、こないだのコロナの時ですかね。それでまあ材料がこうグンと上がっちゃったりとか。結構あの、それで安くやられる業者さんもいらっしゃるんで、結構値崩れが発生したりとか。その時に、職方さんが今度自分で仕事を取って、現場施工される方も増えちゃったんで。まあ、正直自分たちその中間にいる立場なんで、結構その辺から仕事が甘くなってきたというか、厳しくなってきた面はありますね。
田久保:今は元に戻った感じですか?
福山:いや、全然ですね、まだ。逆に今この建物着工棟数が減ってるんで、これから先おそらくもっと減ってくと思うんで。今からは逆に本当取り合いになって、また値崩れしなければいいなって思ってるんですけど。
ライフスタイルの変化に伴うリフォーム需要
中辻:外構とかの工事って、やっぱ新築のおうちの周りをやることが多い?
福山:もうありますし、まあ、やっぱリフォームも多いです。年配の方が、昔ってこう植木の垣根だったんですけど、管理が大変だからということでフェンスにしてくれとか。
中辻:ああ、昔って木で囲われてましたもんね。
福山:そうですね。あとは、手すり。やっぱり階段横にこう手すりつけてくれとか、そういった工事もちょいちょいありますね。
中辻:うちの母親とかそうなんですけど、父親が定年して、自分も働かなくなって時間ができたからって言って、今バラのガーデニングにいそしんでるんですけど。なんかそういう時にね、ちょっと土をならしてもらうのとかにお願いしたりとか。やっぱこうライフスタイルが変わると、おうちのリフォームと一緒でね、お庭もきれいにしたいとか、そういうのもあるかもしれないですね。
田久保:福山さんは会社はおひとりでやられているのですか?
福山:自分ともう一人従業員がいて、15年くらい一緒にやっています。職方さんについては、ずっとお願いしている方々が多いです。
業界の魅力は「達成感」と「お客様の感謝」
中辻:この業界、建設業について、いいところ、魅力ってどんなところですか?
福山:やっぱり完成した時の達成感とか、お客さんのね、やっぱ「ありがとう」以外ないんじゃないですかね。あとは、お酒飲む人だったらね、仕事終わりの一杯とかね。
提案のスタンダードは「3Dイメージ付き図面」
田久保:ここからはエフズ・プランニングさんのデジタル化とかDXの取り組みについてお伺いしたいんですけれども。先ほどのパートでも少しお話を伺いましたが、お客さんにご提案される時の、まあ図面というかイメージみたいなところを色々こう作られると思うんですけれども、なんかその辺りって今、造園とか外構の業界って、今なんかどういう提案の仕方がスタンダードになってるんですか?
福山:ほぼほぼ今はもうパソコンで、3Dイメージ付きの図面でやっています。それが98%ぐらいだと思います。リフォームの場合は、現場で高さや寸法を測って、図面に落としてからそれぞれのお客様のやりたいイメージにしていく、という形です。
3D化で減った「イメージ違い」のクレーム
田久保:ちなみにその3Dの絵になったのっていつ頃からなんですか?
福山:3D CADがあったのは、25、6年前にはありました。でも、その頃はやっぱり手書きが主流だったんですけど、10~15年ぐらい前から、CADにシフトされてますね。
田久保:やっぱり変わると、お客さんの反応とか、出来上がった後に「ちょっとイメージ違う」みたいなのとかって、なくなるものなんですか?
福山:まあ、ゼロではないですけど、だいぶ減りましたね。
中辻:やっぱこうね、2Dで見せられたものを想像するのって結構苦手な人もいますもんね。
福山:意外とお客さんって図面見てないんで。出来上がってから「あれ? 違うな」って言われると、難しいところがあります。
3Dでも難しい「色のイメージ違い」
田久保:そのよくある「ここ違うな」みたいのが発生しがちなポイントとかってあるんですか?
福山:色とかそこら辺ですね。3Dで一応カラーで出るんですけど、結構そのイメージが強くなっちゃうお客さんもいらっしゃって。いかに現物ね、サンプル見せても、実際できると広い面積で見るとイメージが違ったりとか。
職人との連携で大切な「先に伝える」こだわり
田久保:ちなみに、職人さん管理とか、その辺りはデジタル化はそこまで取り組まれてない感じですか?
福山:まあ、正直ほとんどやってないですね、やらなくても全然仕事としては回っておりまして。真面目な職人さんばっかりなんで。
田久保:職人さんとのコミュニケーションとか、どういう時に発生しますか?
福山:いや、ね、職人さんに対して後から言うことはしないですね。ちゃんとやっぱこっちから先に、こだわりというか、押さえたいポイントは伝えとかないと。そこで多分関係は悪くなる、職人さんに関して。後から言う。
田久保:なるほどですね。じゃあ逆によ、いかにその実際に工事する前に、そういうこだわりみたいなところをしっかりこう伝えられるかっていうところがポイントってことですね。
15年来の相棒と二人三脚の経営体制
2人です。その方は同じスタイルで、やっぱお客さんと図面見積もり打ち合わせして。
田久保:先ほど伺った15年一緒にいる社員の方にはどうやって福山さんのノウハウを伝えたのでしょうか?
福山:彼とは前職が同じで。もとからできる人間が来てくれたといいますか。即戦力になってくれました。
田久保:職人さんとのコミュニケーションはどうされていますか?
福山:先にこちら側として押さえたいポイントやこだわりは伝えておいて、あとから「もう少しこうしてほしかった」といったようなことは言わないですね。職人さんとの関係は大事にしています。
外構屋に向いているのは「レゴが好きな人」
中辻:福山さん自身は(施工を)やらないんですか?
福山:ないですね。過去にも、ちょっと物運んだりとか、まあ、運んだというか「持ってこい」って言われて持ってったくらいです。
中辻:やりたいな、みたいな時も特になく?
福山:まあ、正直ありました。ああ、そうなんですね。絶対、現場できた方がもう安心ですから、仕事も取れるし。で、変な話、相見積んなった時に、自分でやればちょっとぐらい安くしてあげてもいいかなとか。潰しが効くんで。
中辻:どういう人が向いてます? 外構屋さん。
福山:レゴ好きな人とか。レゴブロック。まあ、外構って結構ブロックとかレンガで組み立てていくことが多いんですけど、レゴももうそういうブロックじゃないですか。そういうの自分で考えながら組み立てていくんで。
若い職人との競争
田久保:結構じゃあ、それいろんなスタイルなんですか? その、人によっては実際現場に入ってこうやる、みたいな人もいる。福山:あ、います、います。一人でやっちゃう人。はい。営業もしながら。福山:だ、そういう若い人たちが増えてきたんで。ああ、なるほど。今の若い子は、やっぱ職方さんから、こう直接エンドユーザーさん捕まえる職方さんが結構増えてきたんで。福山:結構厳しいっすね、自分らは。そういう方とあいみつになっちゃうと。田久保:あ、確かに金額的なところで。福山:そう、そうですね。発注しないといけないですもんね。
入社のきっかけは「タウンページ」
中辻:福山さんは、この建設業界に入られたきっかけが、そのタウンページで見つけられたっていう風に事前にお伺いしたんですけど。やはり興味があったんですか?
福山:そうですね。最初に高卒で病院勤めたんですけど、1年で退職して。で、建設関係に興味あったんで、とりあえず近場が良かったので、まずタウンページで近いところの設計事務所を上から順番に電話して「求人してませんか」って。そこで一社が拾ってくれたんで。
今後の展望:外壁塗装と「犬猫関連」の事業
中辻:そうやってね、色々ご経験されてきた福山さんですが、今後、取り組んでいきたいこととか、目標みたいなものってございますか?
福山:建設関係なんで、ましてや外回り・庭回りなんで、建物の外壁のリフォームとかには興味あるんですけど。実際、外壁塗装は何件かお願いされたことがあって実績はあるんで。
あとは、結構犬猫が好きなんで。これっていうのはまだ分かんないですけど、それに即したことをしてみたいなとは思ってます。
田久保:ドッグランとか?
中辻:それとも全然別の、ペットホテル経営するとか。
福山:ちょっとグッズ的なものないかなとか色々。便利グッズ的な。どっちも飼っていて、犬派でも猫派でもなく、どちらもかわいいですね。
エフズ・プランニング https://fs-planning.com/index.html
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