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北海道交流会を開催 ロープワーカーズコミュニティー 

更新日:2025/4/25

ロープワーカーズコミュニティー(RWC)は9月28日、札幌市内でRWC北海道交流会を開催した。

 

同交流会は、建築・土木やビルメンテナンス、ツリーケア、消防救助など、様々な分野のロープワーカーが集まるプラットフォームであり、意見交換や情報交流、仕事のマッチングなどを目的に開いている。当日は、ロープアクセスに関する話題だけでなく、プライベートについて話し込むグループも出るなど、盛況な催しとなった。

冒頭、4Uの上田雅人社長は「発足から4年が経過したが、今なおメンバーが増え続けている状況に感謝している。引き続き、日本でのロープアクセス工法の普及に全力を尽くすので、本日のような機会を有効にメンバー同士の絆を深めてほしい」と挨拶した。

トラストクルー(札幌市白石区)の國見幸平社長は、「北海道のロープワーカーが一堂に会したのは、おそらくこれが初めてのこと。これを機に助け合いながら成長し、業界を盛り上げたい。若い世代があこがれるような仕事にする事が我々の目標」と力強く述べた。

 当日は、乾杯の掛け声の後、持ち時間2分の参加者全員による自己紹介を実施。全員との名刺交換の時間では、同業種特有の専門的な話題が絶えず、質問や相談が飛び交う活気あるコミュニケーションが繰り広げられた。


初めての参加者からは、「皆さんが快く迎え入れて頂いたお陰で、仕事において重要な気付きを得ることができた。まだロープアクセスに関わる人口は少ないので、今後もこのようなイベントに参加することで、新たな可能性を模索したい」との声も上がった。

交流会は2022年から開始し、9月7日には九州でも開催。今後も継続的に開催していく方針である。