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通常総会を開催 全国道路標識・標示業協会中部支部静岡県協会

更新日:2025/5/26

 全国道路標識・標示業協会中部支部静岡県協会は5月16日、静岡市内で2025年度通常総会を開いた。協会員ら約30人に加え、来賓として静岡県議会議員の木内満議員が参加した。

 前会長の佐藤洋氏(佐藤興商)の退任を受け、今年4月に会長に就任した海野景司氏(中部ロードテック)は、総会の出席と日頃の活動に対して感謝を述べた上で、「下水管や排水管の老朽化による道路陥没など、全国的にインフラの更新・維持管理が喫緊の課題となっている」と現状を指摘。人件費や輸送費の高騰、担い手不足といった問題にも触れ、「業界を取り巻く環境は厳しいが、協会が一丸となって対応し、力を合わせて乗り越えていこう」と力強く呼び掛けた。

 また総会では、勤続5年を迎えた会員を称える優良永年勤続者表彰が行われ、増井啓介氏(日本ロードライン)、太田教之氏(興亜商事)、田村悠祐氏(日邦ライン)、鈴木琉聖氏(日邦ライン)、岡本健一氏(コスモライン)の5人が受賞。海野会長から表彰状と記念品が贈られた。代表して田村氏が「この5年間で多くを学び、周囲の支えに感謝している。今後も初心を忘れず、会社と協会に貢献していきたい」と挨拶した。

 2025年度は、会員間の情報共有ならびに情報発信機能の強化、若手育成支援、自治体への要望活動などに取り組むとしている。