第2回女性活躍推進フォーラムを開催 高松コンストラクショングループ
更新日:2025/3/25
高松コンストラクショングループ(大阪市淀川区)は、第2回女性活躍推進フォーラムを開催した。フォーラムは、「トップクラスのホワイト企業への挑戦」という高松グループの方針を基に、昨年に続き大阪・東京で開催。入社3~5年目の20代後半の女性社員106名が参加し、自身のキャリアについて深く考える機会となった。

冒頭、高松浩孝社長は、「私も20代の頃は、皆さんと同じようにキャリアについて深く悩んできたが、全ての経験が今の社長という役割を担うベースになっている。今回のフォーラムで、自身のことを棚卸しながら仲間と語り合い、未来に向けたキャリアを考える時間を持ってほしい」と挨拶した。

外部講師を招いた講義では、自律的なキャリア形成をテーマにしたグループワークを実施。参加者が自身の強みや価値観を見つめ直す機会を設け、グループ内で双方の考えを共有することで、新たな気付きを得られるきっかけを作った。先輩社員とのセッションでは、育児経験の苦労や、中途入社者でしか見えない事業会社の魅力など、他では聞けない情報を交換する空間を創設。参加者からは「グループ会社内で同年代の人と交流する初めての機会となり、悩みの共有や新たな視点の発見ができた」という前向きな声が上がった。高松グループは、2024年にダイバーシティ&インクルージョン推進部を新設し、今後も様々な施策に取り組んでいく方針である。

この記事を書いた人

クラフトバンク総研 記者 川村 智子
新卒で入社した建設コンサルタントで、農地における経済効果の算定やBCP策定などに従事。
建設業の動向や他社の取り組みなどに興味を持ち、建通新聞社では都庁と23区を担当する。
在籍時は、各行政の特徴や課題に関する情報発信に携わる。2024年よりクラフトバンクに参画。
記者として企画立案や取材執筆などを手掛けている。