アクティオが電動バックホー「TB20e」のレンタル開始
更新日:2025/5/2
総合建設機械レンタルのアクティオ(東京都中央区)は、竹内製作所(長野県坂城町)が開発した環境配慮型の電動式バックホー「TB20e」のレンタルを開始した。

TB20eは、リチウムイオン電池式のため、排気ガスを排出しない環境に優しいバックホー。ディーゼルエンジンタイプと同等のパワーにも関わらず、低振動・低騒音なため、周辺環境への影響も抑制する。1回の充電で最大8時間稼働し、エンジンメンテナンス費用が不要となるため、ランニングコストの削減にも貢献する。

同機種は、国土交通省が2023年10月に開始した「GX(グリーントランスフォーメーション)建設機械認定制度」の認定を受けている。同制度は、電動建設機械の普及促進を目的に創設されており、認定を受けた機械は認定ラベルを付けることが可能。

TB20eは、国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)にも登録されている。アクティオは、今後も脱炭素社会の実現に寄与する商品やサービスの提供をしていく方針である。
この記事を書いた人

クラフトバンク総研 記者 川村 智子
新卒で入社した建設コンサルタントで、農地における経済効果の算定やBCP策定などに従事。
建設業の動向や他社の取り組みなどに興味を持ち、建通新聞社では都庁と23区を担当する。
在籍時は、各行政の特徴や課題に関する情報発信に携わる。2024年よりクラフトバンクに参画。
記者として企画立案や取材執筆などを手掛けている。