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荒川区建設業協会 総会開く

更新日:2025/4/25

荒川区建設業協会(江川勇一郎会長)は、5月28日に荒川区内で定時総会を開いた。協会員ら約40人が参加し、安全講習会の開催などを盛り込んだ2024年度の事業計画や収支予算などを承認した。また7日に同区へ提出した受注機会の増大や働き方改革への対応などを盛り込んだ要望書の内容を確認した。

冒頭、江川会長は、「建設業界にとって人手不足は喫緊の課題。更にこの4月から労働時間の規制が厳格化するなど、ますます厳しい状況に置かれる。AIなど新たな技術を駆使し、作業効率を高めると同時に、協会内での結束を強めていこう」と力を込めた。

総会後の懇親会には、来賓として荒川区副区長の佐藤安夫氏、古瀬秀幸氏、荒川区防災都市づくり部・部長の松崎保昌氏が参加。挨拶に立った佐藤副区長は、「働き方改革の実現に向け、適切な工期や工事金額の設定などに取り組んでいく。ブラッシュアップに向けて知恵を貸してほしい」と協力を呼び掛けた。