CLUEが「DroneRoofer ユーザーフォーラム2024 in 東京」を開催
更新日:2025/5/2
CLUE(東京都港区)は4月11日、屋根外装点検アプリ「DroneRoofer(ドローンルーファー)」を利用する企業を招き、「DroneRoofer ユーザーフォーラム2024 in 東京」を開催した。当日は100名以上が参加し、製品の展望や活用事例などを共有した。

挨拶に立った取締役の榊原知也氏は、アプリ開発時のエピソードを述べた上で、「将来的にはDroneRooferのみで解決できる範囲でなく、各社ごとのあらゆる課題解決に取り組みたい」と抱負を述べた。
また執行役員で開発部長の柴山裕樹氏は、現在の現地調査の支援から、今後リフォーム・点検事業全体のサポートへ機能を拡張する方針を示し、業務支援などの各機能と赤外線ドローンの機体対応などについての見立てを紹介した。
ユーザー代表者による座談会では、アーネスト(埼玉県上尾市)の市川史織社長、石井瓦工業(長野県千曲市)の前田豊営業部長、峯岸工業(横浜市)の峯岸政夫社長が登壇。「DroneRooferを活用し、自社の強みをどのように展開させてきたのか」をタイトルにした、アプリの活用による変化についてパネルディスカッションした。

プログラム終了後は、参加企業間の交流・意見交換の場として懇親会を実施。参加企業間の交流・意見交換や協力業者に向けた話し合いが行われた。
CLUEは「ドローンが当たり前に飛び交う社会に」をビジョンに掲げ、建設業向けにドローンを活用したソフトウェアを展開している。今後も利用者同士の交流を深めるイベントの開催などを通じ、建設業の活性化を継続する方針である。
この記事を書いた人

クラフトバンク総研 記者 川村 智子
新卒で入社した建設コンサルタントで、農地における経済効果の算定やBCP策定などに従事。
建設業の動向や他社の取り組みなどに興味を持ち、建通新聞社では都庁と23区を担当する。
在籍時は、各行政の特徴や課題に関する情報発信に携わる。2024年よりクラフトバンクに参画。
記者として企画立案や取材執筆などを手掛けている。