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江戸川建設業協会が定時総会

更新日:2025/5/28

 江戸川建設業協会は5月27日、都内で第88回定時総会を開催し、関係官公庁・友好団体との連絡協調や労働災害防止を図る事業推進の実施などを決めた。

 冒頭、内海会長は、「先行きの不透明の時代が続く中、建設業界には慢性的な人手不足など課題が山積している。持続可能な業界として定着させるには、皆さまの協力が不可欠。今後も協会として最善を尽くしていくので、一致団結の活動を心掛けてほしい」と挨拶した。

 総会では、2024年度の事業報告と収支決算、25年度の事業計画と収支予算が全会一致で承認。25年度は、IT(情報技術)に対応した調査研究・技術習得の普及や、非常事態発生時の復旧作業への協力、災害初期活動用具を格納し防災倉庫の設置などを盛り込んでいる。

 総会後に開いた懇親会では、会員同士で各々が担う現況や今後の活動方針などを確認。「江戸川区を基軸に建設業界全体を盛り上げていこう」と宣言し、今期の躍進を誓った。

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