ETSホールディングスが安全衛生大会を開く
更新日:2025/5/2
電力事業・設備事業・再生エネルギー事業を展開するETSホールディングス(東京都豊島区)は10月28日、東京都内で第110期安全衛生大会を開催した。当日は、同社の社員や協力業者ら約100名が集結し、安全への意識を再確認した。

冒頭、坂本泰男社長は「安全の基本は十分な確認作業とコミュニケーションにあり、『伝える、伝わる』の重要性を改めて認識し、決して過去の事故を忘れることなく、日々のきょうむに取り組んでほしい」と呼び掛けた。その上で「業界の人材不足が進行する中、業務改善は重要性を増している。効率的な業務遂行のため社内外の垣根を越えた意見交換を活発に行なってもらいたい。『安全のABC (A=当たり前の事を、B=ばかにしないで、C=ちゃんとやります)』を徹底し、我が社と業界の底上げを目指していこう」と賛同を求めた。
続いて、2025年度の労働安全衛生基本方針を確認した後、協力会社である世紀東急工業(東京都港区)・東北支店と笠巻開発工業(福島県石川郡平田村)を表彰し、社内で選ばれた安全標語も発表。最後に、参加者全員が「安全のABC」を遵守する決意を新たにし、無事故・無災害の職場環境を目指すことを誓い閉会した。


同社は、「この街に明かりを灯すのは私達」という企業使命の下、安全で快適な職場環境づくりに努めていく方針だ。
この記事を書いた人

クラフトバンク総研 記者 信夫 惇
建通新聞社に10年間勤務。東京支局・浜松支局・岐阜支局にて、県庁などの各自治体や、建設関連団体、地場ゼネコン、専門工事会社などを担当し、数多くのインタビューや工事に関する取材に携わる。
2024年にクラフトバンクに参画。特集の企画立案や編集、執筆などを手掛けている。