岐阜県が建設業協会・土木工業会などに感謝状
更新日:2025/4/25

岐阜県は4月17日、今年1月に山県市内にある養鶏場で発生した鳥インフルエンザの防疫措置に貢献した19の団体・企業などを招き感謝状贈呈式を開いた。建設業界からは、岐阜県建設業協会(各務剛児会長)や岐阜土木工業会(南谷茂伸理事長)が参加し、埋設などを担った地元の事業者が選ばれた。岐阜県庁で開かれた式典では、古田肇岐阜県知事が協会と工業会の代表者らに感謝状を手渡した。


古田知事は、防疫作業に謝辞を述べた上で、「新年早々に発生した能登半島地震への支援が必要な中、皆さんには迅速に対応してもらった」と挨拶。当初想定されていた72時間の作業が53時間で完了し、感染拡大も確認されなかったことを報告し、「この対応力は、全国的に高く評価されており改めて感謝する。もしもの時に備え、引き続き協力をお願する」と呼びかけた。

また、地元事業者はOKBふれあい会館で、知事名の感謝状を若山幸人岐阜農林事務所長から受け取った。
<建設関連の団体、企業は次の通り>
▽岐阜県建設業協会▽岐阜土木工業会
▽市川工務店▽久世工業▽岐阜北建設▽國井組▽山口実業▽松野組▽巴産業
この記事を書いた人

クラフトバンク総研 記者 信夫 惇
建通新聞社に10年間勤務。東京支局・浜松支局・岐阜支局にて、県庁などの各自治体や、建設関連団体、地場ゼネコン、専門工事会社などを担当し、数多くのインタビューや工事に関する取材に携わる。
2024年にクラフトバンクに参画。特集の企画立案や編集、執筆などを手掛けている。