技研製作所が2年連続ベースアップを実施
更新日:2025/4/26
技研製作所(高知市)とグループ企業の技研施工(高知市)は、4月1日から新卒社員の初任給を一律2万円引き上げ、合わせて全社員の基本給も月額2万円増額するベースアップを実施した。昨年に続き2年連続の試みとなる。


また、社員が技研製作所の株式を毎月継続的に購入できる制度「従業員持株会」の奨励金の付与率を従来の5%から15%へ引き上げた。株価の向上が社員の資産拡大につながることから、社員の経営参画意識の向上や、グループの持続的な発展を見込んでいる。
今回の初任給と基本給、奨励金付与率の引き上げは、企業価値創造の源泉である「人的資本」に対する投資の一環として実施。今後も技研グループは、自社の掲げる長期ロードマップ「GIKEN GOALS 2031」に基づいた、人的資本投資の拡充を進めていく。
技研製作所は、優良な健康経営を実践している企業「健康経営優良法人2024」や、女性活躍推進の取り組みに優れた上場企業が選ばれる「なでしこ銘柄」にも認定。2024年度も更なる成長を目指していく。


この記事を書いた人

クラフトバンク総研 編集長 佐藤 和彦
大学在学時よりフリーライターとして活動し、経済誌や建設・不動産の専門新聞社などに勤務。ゼネコンや一級建築士事務所、商社、建設ベンチャー、スタートアップ、不動産テックなど、累計1700社以上の取材経験を持つ。
2022年よりクラフトバンクに参画し、クラフトバンク総研の編集長に就任。企画立案や取材執筆、編集などを担当。現在は全国の建設会社の取材記事を担当。