平成建設が新プロジェクトを開始
更新日:2025/6/23
平成建設(奈良県橿原市)は、「BUILD COMMUNE」と銘打った新プロジェクトを開始する。
新プロジェクトは、自社ビル内にある会議室を地元の子供に向け、自習室・コミュニティースペースとして開放するもの。今回の取り組みにより、子供たちの学習支援やコロナ禍により希薄化した地域のコミュニティー活性化を目指していく。


同社の会議室は、静寂かつ広々とした空間を確保しているため、子供たちが効率的に学習を進めることが可能。自習室としての活用の他、地域の団体や住民が集まり、交流や活動を行う場として、地域の結びつきと活力の向上を促進できる。

また会議室は、鉄骨やコンクリートの建築素材をデザインに取り入れており、日頃は目にすることのない建築の魅力も発信する。会議室からは、奈良盆地を含む大和三山を見ることができ、郷土愛を育む居場所として機能することも期待している。
今後も平成建設は、地域社会の発展と健全な成長を支援するため、積極的な貢献活動を継続しく方針だ。
この記事を書いた人

クラフトバンク総研 記者 川村 智子
新卒で入社した建設コンサルタントで、農地における経済効果の算定やBCP策定などに従事。
建設業の動向や他社の取り組みなどに興味を持ち、建通新聞社では都庁と23区を担当する。
在籍時は、各行政の特徴や課題に関する情報発信に携わる。2024年よりクラフトバンクに参画。
記者として企画立案や取材執筆などを手掛けている。