飛騨三協防災対策協議会 坂本氏が新代表理事に
更新日:2025/4/26
岐阜県高山市と飛騨市、下呂市で国土交通省の直轄工事を受注する建設事業者らで構成する飛騨三協防災対策協議会は、5月13日に高山市内で第17回の通常総会を開いた。任期満了に伴う役員改選では、新代表理事に坂本重雄氏が選ばれた。総会には、会員ら約45人が参加した。

就任に先立ち坂本代表理事は、「皆さんの力を借り、皆さんと共に協会を盛り上げていきたい」とし、「高山国道事務所と締結している災害協定に基づき、もしもの場合に備え日ごろからしっかり対応していこう」と挨拶した。
今年度も、2回のボランティアサポートプログラムの実施、道路啓開訓練、国道41号などでの遮断機操作訓練などを計画している。

また、総会後には国土交通省中部地方整備局高山国道事務所の東佑亮所長による講演も行われ、国交省道路事業予算の概要、能登半島地震対応、中部縦貫自動車道の高山東道路(平湯~久手)、同・高山清見道路の事業進捗や今後の計画などについての紹介があった。
この記事を書いた人

クラフトバンク総研 記者 信夫 惇
建通新聞社に10年間勤務。東京支局・浜松支局・岐阜支局にて、県庁などの各自治体や、建設関連団体、地場ゼネコン、専門工事会社などを担当し、数多くのインタビューや工事に関する取材に携わる。
2024年にクラフトバンクに参画。特集の企画立案や編集、執筆などを手掛けている。