ヒロコウ・小柳専務 「アトツギ甲子園」で企業特別賞を受賞
更新日:2025/4/26
ヒロコウ(広島市中区・小柳広士代表取締役)の小柳宜久専務取締役CMOが、「第5回アトツギ甲子園」の「企業特別賞」を受賞した。アトツギ甲子園は、中小企業庁が主催する39歳以下の全国中小企業・小規模事業者の後継予定者が、既存の経営資源を生かした新規事業アイデアを競うピッチイベント。1月21日に開催した地方大会(中国・四国ブロック)では、書類選考を通過した15人が各々の事業構想をプレゼンテーションした。広島県からの出場は、同社が初めてとなった。

小柳専務は、自社であるヒロコウで、昨年4月に立ち上げた新規事業「職人採用特化型オウンドメディアリクルーティング」のビジネスプランを掲げて、地方大会に進出。建設業界が直面する人手不足解決に向けた具体策を紹介し、企業特別賞の受賞に至った。
受賞に当たり小柳専務は、「後継者不足が叫ばれる中、日本の成長を支えるのは地方の後継者と確信している。このような大会を機に、地方の中小企業や後継者の価値が高まり、今後も首都圏のベンチャーに負けない魅力を発信していきたい」と意気込みを述べた。

6ブロックで実施した地方大会を勝ち抜いた企業は、2月20日に東京都内(大手町)で開催の決勝大会に出場する。
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クラフトバンク総研 記者 川村 智子
新卒で入社した建設コンサルタントで、農地における経済効果の算定やBCP策定などに従事。
建設業の動向や他社の取り組みなどに興味を持ち、建通新聞社では都庁と23区を担当する。
在籍時は、各行政の特徴や課題に関する情報発信に携わる。2024年よりクラフトバンクに参画。
記者として企画立案や取材執筆などを手掛けている。