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コプロスがDX認定事業者に認定 

更新日:2025/4/29

コプロス(山口県下関市)は、経済産業省が定めるDX認定制度に基づく「DX認定事業者」の認定を取得した。同制度は、情報処理の促進に関する法律に基づき、ビジョンや戦略、ITシステム活用環境の整備など、デジタルガバナンス・コードの基本的事項に対応する企業を国が認定するもの。中国地方の建設事業者としての認定は初めてとなった。

宮﨑隆司専務の入社以降、社員の携帯をガラケーからiPhoneに変える他、日報の電子化やチャットシステム導入をするなど、徐々にDX化の基盤を築き定着させたことが今回の認定に繋がった。宮﨑専務は、清水組(山口県下関市)では代表取締役も務め、同社でも現場やバックオフィス業務の効率化を推進している。

宮﨑専務は、「中国地方の建設事業者で、初めてDX認定を受けることができたことを嬉しく思う。これは、社員が生産性向上に必要な現場の声を正確に上げ、その具現化を会社としてトライし続けた結果だと考えている。今後も更なる業務効率化の実現に向け、何が必要かを取捨選択し、積極的な事業展開をしていきたい」と語った。

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