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構造計画研究所がハンディ型レーザースキャナ販売 

更新日:2025/4/28

 構造計画研究所は、ドイツのNavVis GmbHが開発したハンディ型3Dレーザースキャナ「NavVis MLX(ナビビズ・エムエルエックス)」の国内販売とサポートを10月11日から開始する。従来からの課題であった「点群データの品質」と「操作性」を解決し、建設や製造業界の業務効率化と生産性向上に寄与することを狙う。

同製品は、コンパクトで操作性が高く、長時間の使用でも疲れにくい設計が特徴となっている。同社の「NavVis VLX」を更に強化したSLAMソフトウェアで高品質な点群データを確保。4台のカメラを駆使し記録するパノラマ画像は、自動で画角を切り替えることができる。「NavVis VLX」と組み合わせることで、現場の3D化を加速させ、狭所や高所の計測にも対応可能になる。また、「NavVis VLX」で計測したエリアのデータ更新にも利用可能で、現場の変化に対応した効率的な3Dデータ管理も実現する。

同社が10月11日に東京都で開催する「KKE NavVis Summit Japan 2024」では、「NavVis MLX」のデモ機を国内初展示し、開発責任者からの講演や活用事例を紹介する予定。初期導入費用は税込み655万円からとなっており、同日から注文の受付を開始する方針である。