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京都商工会議所が合同入社式を開く

更新日:2025/4/28

京都商工会議所は2日、京都府内で合同入社式を開いた。入社式は「京商ビジネススクール」で開講する新入社員研修の一環で、京都の中小企業を中心とした100社の新入社員281人が参加した。

冒頭、主催者を代表し副会頭の土井伸宏氏が参加者の入社を祝福した上で、「皆さんがそれぞれの職場で、創造力と行動力を発揮できることを願っている。上司や先輩と協力して企業の発展に貢献し、将来が希望に満ちたものになることを期待している」と激励した。

参加者を代表して挨拶に立った東邦電気産業(京都市中京区)の北脇壮志さんは、「変化の激しい時代に、学生から社会人になった。今後は常に意欲と向上心を持ち、何事にも積極的に取り組んでいきたい」と抱負を述べた。

また土井副会頭は「新しい波を起こせ」をテーマにした記念講演を実施。社会人としての心構えなどについて助言し、「失敗を重ねるほど成長の機会は増える。小さくまとまることなく大きく成長してほしい」と呼びかけた。

同研修は毎年4月に開講されており、ビジネスマナーやITリテラシーなど12コースを展開。必要に応じてコースを選択でき、2024年度は全コースで延べ約1150人が参加予定となっている。