品川建設防災協議会が賀詞交歓会を開催
更新日:2025/4/29
品川建設防災協議会(渡辺毅会長)は1月31日、都内で新年賀詞交歓会を開いた。

冒頭の挨拶で渡辺会長は、「まず、能登半島地震の犠牲者、被災者にお悔やみと哀悼を申し上げる。協議会としても、被災地に対して協力できることに全力を尽くす方針だ。昨年を振り返ると経済状況がコロナ以前に戻りつつあるとは言え、人手・材料不足や物価高騰など様々な要因により建設業界全体が圧迫しており、今年も厳しい1年になることが予想される。4月からは、働き方改革による残業上限規制の罰則化が開始するが、全会員が団結してこの難局を乗り越えていこう」と呼び掛けた。

来賓として訪れた森澤恭子品川区長は、「品川区と協議会などの関係団体が日常的に連携を深め、災害への対応力を強化しておくことが事前予防に繋がる。今後も災害に強い街づくりを進めていくので、会員の皆さまには引き続き協力してほしい」と挨拶した。

賀詞交歓会には、100社近くの建設関連企業が参加し、今年も区内各所のパトロールや防災訓練、水防訓練、防災フェアなど品川区とも綿密な協力体制を敷き、各種行事に精力的に参加することを確認した。
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クラフトバンク総研 編集長 佐藤 和彦
大学在学時よりフリーライターとして活動し、経済誌や建設・不動産の専門新聞社などに勤務。ゼネコンや一級建築士事務所、商社、建設ベンチャー、スタートアップ、不動産テックなど、累計1700社以上の取材経験を持つ。
2022年よりクラフトバンクに参画し、クラフトバンク総研の編集長に就任。企画立案や取材執筆、編集などを担当。現在は全国の建設会社の取材記事を担当。