インフラテック・ジャパンとIMEが協業
更新日:2025/9/28
インフラテック・ジャパン(東京都港区)とIME株式会社(岡山市北区)は、「インフラメンテナンス企業の価値向上」に向けた協業について合意した。

これに伴い、両社は「インフラ守るくんプロジェクト」と銘打ち、第1弾として橋梁・トンネルの補修・補強工事企業の課題を解決するプロジェクトを開始。事業拡大や新規参入、M&A、事業承継など、各社が抱える問題点の克服を進めていく。

インフラテック・ジャパンは、「インフラ守るくん・M&Aグロース」部門においてM&A・事業承継の推進、「インフラ守るくん・ビジネスグロース」部門における事業拡大・新規参入企業のグループ化により、業績向上や経営課題解決を実現するためのサポートを実施する。これら参画した企業に対し、IMEは施工・技術サポート・入札・営業・設計のサポートを行う。更に、製品販売、3D技術支援、技術者育成など、橋梁・トンネルの補修・補強工事企業が抱える懸案事項をトータルで支援する。M&A分野の対象は、同事業に新規参入を希望する企業や、メンテナンス製品の製造企業、構造計算・修正設計を行う企業も含まれており、日本を代表する「橋梁・トンネルの補修・補強工事分野のグループ企業群」を目指す。
今回の協業に当たり、IMEの大西猛社長は「補修・補強の技術を多くの企業に広めることで、社会課題にもなっている老朽化するインフラをより良い状態で次世代へと引き継ぎたい」と意気込みを語り、インフラテック・ジャパンの新田憲佑社長も、「当社のミッションである『インフラメンテナンス産業の価値向上』に貢献するために全力を尽くす」と展望を述べた。
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この記事を書いた人

クラフトバンク総研 編集長 佐藤 和彦
大学在学時よりフリーライターとして活動し、経済誌や建設・不動産の専門新聞社などに勤務。ゼネコンや一級建築士事務所、商社、建設ベンチャー、スタートアップ、不動産テックなど、累計1700社以上の取材経験を持つ。
2022年よりクラフトバンクに参画し、クラフトバンク総研の編集長に就任。企画立案や取材執筆、編集などを担当。現在は全国の建設会社の取材記事を担当。