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カナツ技建工業がインフラDX大賞・優秀賞を受賞  

更新日:2025/4/25

カナツ技建工業がインフラDX大賞・優秀賞を受賞  

カナツ技建工業(島根県松江市)が、2023年度「インフラDX大賞」の優秀賞を受賞した。

インフラDX大賞は、国土交通省がインフラ分野でデジタル技術を活用し、建設生産プロセスの高度化などに取り組んだ企業を表彰するもの。カナツ技建工業の「魅せる化から見える化へ 一貫したデジタルデータの活用」をテーマにした内容が、i-Construction・インフラDX推進コンソーシアム会員の取組部門にて評価を受けた。

 

経営企画室・情報技術グループに所属する木村善信専門マネージャーは、「規格値の3次元化により業務が簡素・省略化された点。また、埋設位置のデジタル化により、地下埋設物を『見える化』し効率化できた点を評価頂けて嬉しい。今後もデジタルデータ活用による無駄削減を実現できるよう、業務に邁進していきたい」と喜びの意思を示した。

インフラDX大賞は今回が2回目の開催となり、i-Construction大賞を発展的に解消し拡大したもの。ハザードマップの3次元表示などインフラの利用・サービスに繋がる取り組みも対象としており、建設業界以外のソフトウェア、通信業界などの取り組みも幅広く表彰していく方針だ。

授与式は3月に行う予定となっている。

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