河津建設が安全大会を開催
更新日:2025/11/3
河津建設(静岡県下田市)は10月28日、本社で労働災害防止大会を開催した。同社の社員や協力会社から総勢130人が参集し、無事故無災害への誓いなどを新たにすることを誓った。

冒頭の挨拶で、河津市元社長は「今年の夏は例年以上に暑い状況だったが、熱中症対策も徹底してきたことで、大きな事故が起きることもなく無事に秋を迎えることができた」と記録的な猛暑を振り返った。その上で、社員や協力会社に対して「現在、建設業界内では労働災害なども増え始めている。今後も事前の準備・注意を怠らず継続の意志を堅持して作業に当たってほしい」と呼び掛けた。

当日は、三島労働基準監督署下田駐在所の中尾透所長や、静岡県警下田警察署の小野田孝太郎交通課長らが労働災害防止や交通安全をテーマに講演し、労働災害や交通事故の事例を交えて対策を説明した。また、安全に貢献した社員・協会員を称える表彰式では、同社建築部の後藤雅一氏と、一電工の古川一郎社長に河津社長から賞状を手渡された。


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この記事を書いた人
クラフトバンク総研 記者 松本雄一
新卒で建通新聞社に入社し、沼津支局に7年間勤務。
在籍時は各自治体や建設関連団体、地場ゼネコンなどを担当し、多くのインタビュー取材を実施。
その後、教育ベンチャーや自動車業界のメディアで広告営業・記者を経験。
2025年にクラフトバンクに参画し、記者として全国の建設会社を取材する。

