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安全衛生講習会を実施 建災防江戸川分会など

更新日:2025/6/27

 建災防江戸川分会(内海憲市分会長)と江戸川労働基準監督署は6月25日、都内で「建設業全国安全週間説明会」を開いた。

 冒頭、佐々木佐知子署長は「一昨年度から『第14次労働災害防止計画』に基づく、労働災害の根絶に向けた取り組みが始まっている。人材の確保が難しい状況に陥っているが、このような時期だからこそ最善を尽くすことで、安全を最優先にした事前予防を意識することを強く望む」と挨拶。続いて、建災防江戸川分会の伊㔟崎禎也専務理事が「予期せぬ事故を未然に防ぐため、本日の機会を有益に活かせるよう心掛けてほしい」と呼び掛けた。

 講習会では、江戸川労働基準監督署の地方産業安全専門官の佐々木昭氏が「全国の安全週間実施要項等について」をテーマに、職場における熱中症対策の強化や労働安全衛生法の改正、足場からの墜落防止対策の重要性などを紹介した。

 また、特別講演では、竹中工務店・東京本店の安全環境部安全グループの高橋忠司氏と江戸川清掃工場建替工事の玉井勝士作業所長が「安全衛生管理のポイント」と題して事例を発表した。

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